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新・戸建てリノベーションモデルハウス 工事進行中! Part③

こんにちは!
ヤマサリノベの上木です。

鹿児島では先々週、台風10号が直撃しヤマサハウスにお住まいの方々も大なり小なり影響がありました。皆様の地域も大丈夫でしたか?

ヤマサハウスでは災害復旧に向けたチームが即座に立ち上がり、被害に遭われたお客様の初回訪問や仮養生、復旧等を迅速に行いました。私も何件かご訪問させていただきましたが、改めて自然の力に脅威を感じました。

そんな中、鹿児島市の西陵にあるリノベモデルハウスも工事中であり台風が通過している間は気がかりでしたがが、しっかりと現場監督や職人さん達が協力して事前に対策をしていたため、特に被害を受けることもなく着々と工事が進んでいます。ということで、今回も皆様に途中経過をご紹介いたします。前回の工事の様子が気になる方は、ブログでご紹介していますのでぜひご覧ください。

今回は、屋根工事についてご紹介いたします!こちらはリノベーションする前の屋根の状況です。当時はセメント瓦が施工されていました。同じぐらいの年代(築40年前後)だとこのような瓦が使用されていることが多いですね。セメント瓦だと10年に1度瓦の塗装が必要となり、ランニングコストがかかってきます。メンテナンスを行わないと劣化が進んでしまいます。

こちらは、2階の屋根瓦の解体が終わった状況になります。先程ご紹介したセメント瓦を取ると防水紙ががあり、そちらを綺麗に剝ぎ取るとこのような野地板と呼ばれる部材が見えてきます。野地板は雨漏れがあり劣化している部分を取り替えます。

先程の状態から更に工事が進んできました。野地板の上に新しく合板を貼り、その上にゴムアスファルトルーフィングという防水紙貼り付けます。その後瓦を留めつけるための瓦桟という部材を施工しています。ヤマサハウスでは瓦桟と防水紙の間に通気ができるような隙間を設けて施工しているため、湿気がとどまるのを防ぐのはもちろん、鹿児島特有の火山灰も瓦の中にたまらないように工夫し、気候風土に合った家づくりを行っています。

瓦の施工が終わり、屋根工事が完了しました!写真に写っている瓦は陶器瓦になります。セメント瓦とは違い、10年に一度塗装したりなどのメンテナンスが基本には必要ないため、ランニングコストがかかりません。1回のメンテナンスが足場まで含めて約100万と考えると30年で300万の差が出てきます。この差は大きいですよね。

今回は屋根工事についてご紹介しました。いかがだったでしょうか。ヤマサハウスは鹿児島県で累計1万棟という実績があり、その中で蓄積されたノウハウをもとにこのような施工方法や材料がヤマサリノベでも採用されています。ちなみに、こちらの鹿児島市の西陵にあるモデルハウスは今現在断熱材を施工する段階です。9月28日(土)、29日(日)には断熱が体感できる工事中見学会を開催いたします!リノベーションでどれだけ断熱性能が変わるのか目で見て体で体感できる貴重な機会ですので、ご興味ある方はぜひご来場ください!

これからも引き続き工事の進捗をお伝えする予定です。築41年のお宅がここからどのように生まれ変わっていくのか・・・ぜひ今後もご期待ください!


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