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【鹿児島市】リノベーションモデルハウスレポート 現場調査編③

こんにちは、ヤマサハウスのリノベーション担当の上木です!
只今、ヤマサリノベでは鹿児島市武岡で築40年の物件のリノベーションモデルハウスの計画が進行中です!今回は、床下現地調査の様子をご紹介します。床下は建物を支える大事な部分であり、住まいの“見えない部分”だからこそ、しっかりとチェックすることが大切です。前回は屋根の調査について紹介しておりますのでぜひこちらもご覧ください!

◆ 床下の全体状況・シロアリの有無を確認

まずは床下全体の構造・状態をチェック。床下は十分な高さが確保されており、木材や基礎部分にも著しい劣化や腐食の兆候は見られませんでした。基礎の換気口も確保されており、現時点でカビやシロアリの気配もありません。

◆ 含水率の測定(木材の水分量)

床下調査では木材の含水率を計測しています。今回は、含水率20%を示しました。木材の耐久性を保つには20%以下が望ましいとされていますが、調査時期の湿度なども影響するため、通気性の確保と今後のメンテナンスが重要です。

◆ 基礎のひび割れチェック

コンクリート基礎の一部にクラック(ひび割れ)が見つかり、幅は約0.45mmと計測されました。一般的にクラックの幅が0.3mm以上、深さが5mm以上の場合構造クラックと呼ばれ、建物の安全性に影響を及ぼす危険性があるクラックとなります。必要に応じて補修を行います。

◆ 金属探知機による調査

金属探知機を使用し、基礎内部に鉄筋の有無や配筋状況も確認しました。金属反応も問題なく検出され、基礎に鉄筋がある鉄筋コンクリート基礎の確認できました。

◆ 配管まわりの確認

配管の取り回しや固定状況もチェック。継手部分に漏れやズレはなく、しっかりと設置されていることが確認できました。給排水設備の安心は、見えないところで守られています。

まとめ

床下は普段見えない部分ですが、住宅の健康状態を保つためには非常に重要なポイントです。ヤマサリノベでは、こうした細部にまでしっかりと目を向け、安心して暮らせる住まいづくりのご提案やサポートしています。

今後も鹿児島市武岡にあるリノベーションモデルハウスの現場調査の状況や現場の進行状況を随時レポートしていきますので、お楽しみに!


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