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コンクリート打ちっぱなしのメリット・デメリット
こんにちは！
ヤマサリノベの広報担当です。
コンクリート打ちっぱなしの空間は、無機質でスタイリッシュな印象があり、素材そのものの質感を楽しめると、インテリア好きの方にも人気のデザインです。ただし、美しい見た目の裏には、住み心地に関する注意点もあります。
今回は、スケルトンリノベーションでコンクリート打ちっぱなしを取り入れる際のメリットとデメリットをご紹介します。
コンクリート打ちっぱなしとは？
「コンクリート打ちっぱなし」とは、RC造（鉄筋コンクリート造）やSRC造（鉄骨鉄筋コンクリート造）の建物でできる、内装・外装の仕上げ方法のひとつです。通常、内装は壁紙や塗装などで仕上げますが、コンクリート打ちっぱなしの場合は、それを行わずに建物の構造体であるコンクリートを見せるかたちで仕上げます。
コンクリート打ちっぱなしのメリット
素材の質感をそのまま楽しめる
コンクリート打ちっぱなしは、素材そのものが持つ無機質な質感やスタイリッシュな雰囲気が魅力。無駄な装飾がなく、構造体そのものがデザインの一部になります。ガラスや木材など、異素材とも組み合わせやすいので、自分好みのスタイルを作りやすい点もメリット。
既存のコンクリートを活かしたリノベーションなら、年月を経た風合いもそのままインテリアとして取り入れることができます。
天井が高く、空間を広く見せる
天井や壁に仕上げ材を使用しないコンクリート打ちっぱなしは、仕上げ材による厚みがなくなる分、居住空間を広く確保できるのが特徴です。
特に天井を打ちっぱなしにすると高さが増し、開放感のある伸びやかな空間を演出できます。
素材そのものの質感を活かした、スタイリッシュで広がりのある空間づくりができます。
コストを抑えやすい
天井や壁に仕上げ材を使用しないため、一般的な内装仕上げに比べて施工コストを抑えられる点が魅力です。
ただし、配線がむき出しになり、鉄管で配線する必要があり、その分の費用は追加でかかります。
デザイン性とコストのバランスを踏まえて、総合的に判断することが大切です。
コンクリート打ちっぱなしのデメリット
外気の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒い
木造もコンクリートも断熱性能が低いため、断熱性能が低いと「夏は暑く、冬は寒い」と感じやすくなります。特に築年数の経ったマンションでは、天井や壁に断熱材が入っていないケースもあり、外気温の影響を受けやすい傾向にあります。断熱性が十分でない場合、冷暖房の効率も下がり、光熱費が高くなることもあります。
ヤマサリノベでは、住まいの性能を重視しており、既存の断熱材が入っている部分は、それを撤去してまで打ちっぱなし仕上げにはしていません。リノベーションやマンション購入の際は、断熱材の有無を事前に確認しておくことをおすすめします。
経年変化とメンテナンス
コンクリートは耐久性に優れていますが、年月の経過とともに風化やひび割れ、シミなどが生じることがあります。定期的にメンテナンスを行うことで、美しい状態を長く保つことができます。
とはいえ、多少の変色やムラも“打ちっぱなし”ならではの味わいのひとつ。経年によって変化する風合いを楽しむことも、この素材の魅力といえるでしょう。
コンクリート打ちっぱなしの内装にする場合は、メリットとデメリットをよく理解しておきましょう。
ヤマサリノベは、コンクリート打ちっぱなしのリノベーション事例も豊富です。施工事例ページをぜひご覧ください！
▼コンクリート打ちっぱなしの施工事例はこちら
https://yamasa-renovation.jp/house-case/
