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どんなリフォーム工事が次世代住宅ポイント制度の対象になるの?(前編)

こんにちは!

前回は次世代住宅ポイント制度についての概要をご紹介しました。

今回は、“次世代住宅ポイント制度の対象工事”をテーマに、さらに詳しくお話していこうと思います。

前回の記事はこちら▹▹次世代住宅ポイント制度って何?”

 

どんなリフォーム工事が対象になるの?

リフォーム工事の対象は大きく9つの項目に分けられます。

①開口部の断熱改修

②外壁、屋根・天井、床の断熱改修

③エコ住宅設備の設置

④バリアフリー改修

⑤耐震改修

⑥家事負担軽減に関する設備の設置

⑦若者・子育て世帯による既存住宅の購入に伴う一定規模以上のリフォーム工事など

⑧インスペクションの実施

⑨若者・子育て世帯が既存住宅を購入して一定規模以上のリフォーム

 

「購入済の既存住宅」or「現在住んでいる住宅」をリフォームするときのPOINT

・自分たちが住む目的で既存住宅を購入しリフォームをする場合

→①~⑨の項目のポイント数が2倍になります。

・既に自分たちが住んでいる住まいをリフォームする場合

→ポイント数は2倍にならないので注意が必要です。

 

【共通POINT!】

リフォームを行う場合、次世代住宅ポイントは最大30万ポイント(30万円相当)がもらえます。

・若者・子育て世帯の場合は上限が45~60万ポイントになります。

(若者世帯は40歳未満の世帯で、子育て世帯は18歳未満の子供を持つ世帯のこと)

・ただし、1戸あたりの合計が2万ポイント未満の場合はポイント発行申請が出来ません。

 

それでは、今回は9つの項目のうちの①~③について詳しくご紹介していきます。

 

①窓・ドア・窓ガラスなどの開口部の断熱改修

窓・ドア・窓ガラスなどの開口部の大きさの区分や改修方法に応じて、

【1箇所(1枚)あたりのポイント数 × 施工箇所数】のポイント数が発行されます。

◆内窓設置・外窓交換◆

【改修例】・既存窓の内側の窓に樹脂性の内窓を設置して「二重窓」にする

       ・古いサッシを枠ごと取り外し、新しい断熱窓を取り付ける

大きさの区分 1箇所あたりのポイント数
大~小 20,000~13,000ポイント

 

◆ドア交換◆

【改修例】古いドア・引戸を新しいドアや引戸に交換する

大きさの区分 1箇所あたりのポイント数
大~小 28,000~24,000ポイント

 

◆窓ガラスの交換◆

窓ガラスの交換に関しては、上記の2つとは例外で箇所数ではなく

交換する窓ガラス1枚あたりにポイントが発行されます。

【改修例】単板ガラス入りサッシの窓ガラスを複層ガラスに交換する

大きさの区分 1枚あたりのポイント数
大~小 7,000~2,000ポイント

 

②外壁、屋根・天井、床の断熱改修

外壁、屋根・天井、床の改修後の部位ごとにポイントが発行されます。

しかし、部分断熱の場合はポイント数が半減されます。

外壁 屋根・天井
100,000ポイント/戸 32,000ポイント/戸 60,000ポイント/戸

 

③エコ住設備の設置

設置台数にかかわらず、改修を行った各設備の種類に応じたポイント数の合計が発行されます。

エコ住宅設備の種類 ポイント数
太陽熱利用システム 24,000ポイント/戸
節水型トイレ※1 16,000ポイント/戸
高断熱浴槽 24,000ポイント/戸
効率給湯機 24,000ポイント/戸
節湯水栓 4,000ポイント/戸

1:家事負担軽減に役立つ設備の「掃除しやすいトイレ」との重複は不可

 

今回は、“どんなリフォーム工事が次世代住宅ポイント制度の対象になるの?(前編)”についてご紹介しました。

 

 

◆次回は“どんなリフォーム工事が次世代住宅ポイント制度の対象になるの?(後編)

についてご紹介します。◆

 

【参考資料】

次世代住宅ポイントとは?交換できる商品は?.エコdeギフト.

https://eco-gift.jp/(閲覧日:2019年5月1日)

リフォームの次世代住宅ポイント.LIXIL.

https://www.lixil.co.jp/next/reform/ (閲覧日:2019年5月1日)

 


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