- 暮らしのコラム
夏の暑さから涼しく過ごす方法
こんにちは!
早いものでもう7月。まだ、梅雨明けとは言えそうにありませんが、
蒸し暑い日が増えてきて、少しずつ夏に近づいて来ましたね。
そこで、今回から3回に分けて“夏に備えた暑さ対策”に関する話題をご紹介いたします。
今回は“夏の暑さから涼しく過ごす方法”についてお話していきます。
なぜ、夏になると部屋が暑くなるの?
夏場、部屋を閉め切った状態の家に帰ると、部屋がむしむしと熱がこもっていますよね…。
部屋に熱がこもるのは、“日中の強い日差し”に大きな原因が。
夏になると直射日光を受ける「屋根」や「壁」の表面温度が、日中60℃~80℃にまで上がると言われています。
その日差しが壁や窓に当たると熱が反射し、室内へ伝わるため完全に閉め切った室内温度は
50℃近くになることもあるのです!
部屋を涼しくする方法が知りたい!
熱がこもりすぎると、部屋が涼しくなるまでに時間がかかってしまいます。
そうすると、光熱費にも影響するので、できるだけ熱のこもらない工夫が必要です。
そこで、大切なのが“日中の日差しを極力避けること”。
これが部屋を涼しくするための重要な第一歩となるので、簡単にできるものをいくつかご紹介します!
①【遮光】日射しを遮ることが最優先!
暑さ対策の基本は「遮光」。遮光することにより、日光が建物や室内に直接当たらず
建物が熱くなるのを防ぐことができます。遮光のポイントは日射を和らげつつ、風を通すものがベストです。
緑のカーテン
緑のカーテンは遮光だけでなく見た目も涼しさを演出してくれます。
植物の蒸散作用には「打ち水」と同じ効果があり、家の壁にこもった熱を逃がします。
その他にも、遮熱カーテンやすだれなど、簡単にできるものもあるのでお住まいの環境や
お好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
②【換気】風の通り道を作る
窓は対角線上の2箇所を開けて、室内に風を通して空気を入れ替えましょう。
窓が1箇所しかない場合は玄関のドアや熱がこもりやすい気になる部屋などを少しの間開けたり、換気扇や扇風機を回したりするなど、
ちょっとした工夫で部屋のこもった空気を逃がすことができます。
③【エアコン】最小限で十分!
今まで紹介したものを、エアコンをつける前にすることで、短時間で部屋を涼しくすることができます。
また、冷房の温度は少し高めに設定。設定温度を1℃上げるだけで消費電力は10%もカットできます。
さらに、ある程度、連続で運転させた方が消費電力を最小限に抑えることができます。
涼しさを感じられるグッズをご紹介!
ミントの香りで、涼しさを感じるだけでなく気持ちもリラックス気分に。
ミントのオイルを染み込ませたリボンを扇風機のカバーに結べば、扇風機の風で室内に爽やかな香りが広がります。
また、風鈴を窓辺に取付けて音で涼しさを感じるのもいいかもしれませんね!
今回は“夏の暑さから涼しく過ごす方法”をテーマにお話しました。
どれか一つをするというよりは、併用することで涼しい環境を作ることができるので
簡単にできるものから取り入れてみてはいかがでしょうか?
◆次回は、“ヤマサハウスの暑さ対策の取組み”についてご紹介します。◆
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【参考文献】
夏の暑~い部屋を涼しくする方法!熱帯夜に有効な6つの対策.ta-no.com.
http://ta-no.com/cool-sultrynight-countermeasure/ (閲覧日:2019年7月2日)
節電対策!冷房を使わずに部屋を涼しくする方法.エネチェンジ.
https://enechange.jp/articles/howto-cooltheroom (閲覧日:2019年7月2日)