- リノベーションブログ
リノベーションとリフォームの違いって?
近年“リノベーション”という言葉を見聞きすることが多くなりましたが、
「リノベーションって一体なんなの?」と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
そこで、今回は「リノベーションとリフォームの違い」についてご紹介します。
リノベーションとリフォームの違いとは?
「リノベーション」と「リフォーム」の違いは
「住まいの機能・価値向上のためにつくり変える」リノベーションに対して、
リフォームは「古くなったものを元の状態に戻す」という違いがあります。
しかし、これだけだと理解しづらいかと思うのでそれぞれの特徴をご説明します。
リフォーム:「元の状態に戻す」
住宅は時が経つにつれて、さまざまな不具合が出てきます。
例えば、
・トイレから水漏れがするから新しいものに取替える
・キッチンの壁を掃除しやすい壁紙に張替える
・屋根や外壁の塗装が落ちてきたので塗りなおす など。
リフォームは古びたり、壊れたりした今あるものを入替えたり取替えたりして、
新築のように元の状態に戻すために改修を行います。
リノベーション:「住まいの機能・価値向上のためにつくり変える」
中古住宅や現在お住まいの既存住宅に対して、
以前よりも耐震性や断熱性などの機能性の向上やライフスタイルに合わせて
間取りや内外装に使用する素材を変えるなど、住む人の暮らしをより良くするために行うものです。
次に、リノベーションの特長をご紹介します。
特長1:資産価値の大幅な減少を防ぐ
住宅分野での資産価値とは、その建物や敷地の持つ価値のことを言います。
(出典:LIFULL HOME‘S.不動産用語集. https://www.homes.co.jp/words/s2/525002458/)
新築住宅を購入すると、その時点から中古住宅になるため年々、資産価値が低下していきます。
新築住宅を購入してから15年経つと資産価値は新築住宅の半分ほどに。
しかし、中古住宅なら購入後の資産価値の減少が緩やかな上、リノベーションをすることで
さらに機能・価値が向上するため、資産価値も維持・向上することができるのもリノベーションの特長です。
(出典:リノベーション協議会.リノベーションとは)
特長2:環境にも配慮したリノベーション
これまでの日本の住まいの考え方は、
家を建ててからある一定期間経つと壊して建替える「スクラップ&ビルド」が主流でした。
しかし、現在は今ある建物に手を加えて住み継いでいく「ストック」の考え方に移行してきています。
そのため基礎や骨組みなど使えるものはそのままに、必要なものだけ付け加えるため
CO2排出量を大幅に下げることができ、環境に優しいのもリノベーションの大きな特長です。
今回は、「リノベーションとリフォームの違い」についてご紹介しました。
次回はリノベーションがどのような流れで行われているのかご紹介します!
【リノベーションについてもっと詳しく聞きたい!知りたい!方へ】
ヤマサリノベでは、リノベーションに関する勉強会や完成見学会を行っています。
★おすすめのイベント★
【10/12(土)‐14(月祝)】戸建てリノベーションお金のこと個別相談会@鹿児島市
【10/19(土)・20(日)】戸建てリノベーションお金のこと個別相談会@鹿児島市
【参考資料】
リノベーションとは.リノベーション協議会.
https://www.renovation.or.jp/renovation/about/ (閲覧日:2019年10月3日)
リノベーションとは?リフォームとの違い、費用、進め方を解説します。.リノベる。JOUNAR.
https://www.renoveru.jp/journal/23 (閲覧日:2019年10月3日)