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【鹿児島市】ヤマサハウスのリノベーションモデルハウスレポート 現場調査編②

こんにちは、ヤマサハウスのリノベーション担当の上木です!
只今、ヤマサリノベでは鹿児島市武岡で築40年の物件のリノベーションモデルハウスの計画が進行中です!今回は、屋根現地調査の様子をご紹介します。実際の調査写真を交えながら、屋根の状態や今後のリノベーションのポイントをお伝えします。

調査写真①:屋根全景の確認

写真からもわかるように、セメント瓦を使用した落ち着いた佇まいが特徴です。現在のところ大きな割れやズレは確認されませんでした。しかし、将来の耐震性やメンテナンス性を考慮すると、瓦の葺き替えや軽量化、瓦の重さに応じた構造躯体補強がが有効です。

調査写真②:コケ・汚れの付着状況

一部の瓦には、写真のようにコケや黒ずみが確認されました。特に北側の面など日当たりの悪い部分は湿気がたまりやすく、定期的なメンテナンスが必要となります。

今後のリノベーション検討ポイント

  1. 防水性の確認降灰対策
    • 雨漏り防止のため、瓦の下にある防水シートから交換の工事を行います。鹿児島では、桜島の火山灰が屋根に溜まりやすいため、今回のリノベーションでも、その影響を踏まえ灰が降っても屋根の中に溜まらず自然と流れていくように、ヤマサハウス独自の施工を行います。
  2. セメント瓦から陶器瓦への変更
    • メンテナンス性向上のため、セメント瓦から陶器瓦への葺き替えも視野に入れています。陶器瓦はセメント瓦のように定期的な塗装の必要がなく、リノベーション後はランニングコストがかからないように計画しています。

まとめ

屋根の調査は、雨漏れを防ぐ重要な機会となります。
瓦の状態や種類、劣化状況を把握し、どのような工事が最適なのか今後のリノベーションの提案に必要です。調査を行わないままリノベーションを行うと、せっかく綺麗になったお宅をまた補修しなければならないというようなことに繋がります。

ヤマサハウスでは、このように建物診断(ホームインスペクション)を通じて、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、アドバイスを行っています。

今後も鹿児島市武岡にあるリノベーションモデルハウスの現場調査の状況や現場の進行状況を随時レポートしていきますので、お楽しみに!


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