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実家リノベーションは得か損か?押さえておきたいメリット・デメリット
こんにちは!
ヤマサリノベの広報担当です。
近年、親世代から受け継いだ実家をリノベーションして暮らす方が増えています。思い出の詰まった家を活かしながら、自分たちのライフスタイルに合った住まいへと一新できる一方で、新築にはない課題も少なくありません。
そこで今回は、実家リノベーションのメリットとデメリットをご紹介します。
実家リノベーションのメリット
【メリット1】思い出を残しながら暮らせる

実家には子どもの頃からの思い出や家族との時間が刻まれています。リノベーションなら柱や梁、建具など、構造や残したい部分を残しながら間取りやデザインを一新できるため、懐かしさと新しさを両立させられます。「完全に壊してしまうのは寂しい」と感じる方には大きな魅力です。
【メリット2】新築よりもコストを抑えられる

基礎や構造がそのまま活かせる場合、建て替えよりも費用を抑えられる可能性があります。特に水まわりや断熱性能を改善すれば快適性が大きく向上し、比較的低コストで現代的な住まいを実現できます。また固定資産税の軽減や補助金制度が利用できる場合もあり、資金面でのメリットも期待できます。
【メリット3】住み慣れた土地の良さを活かせる

新たに土地を探す手間がなく、慣れ親しんだ地域に根ざした暮らしを続けられるのも大きな利点です。近隣との関係性も維持しやすくなります。
【メリット4】親世代との同居がしやすい

子育て世帯にとっては、親と同居することで育児を手伝ってもらえる安心感が生まれ、仕事や家事の負担を軽減できます。また、互いの様子が分かりやすく、支え合いながら暮らすことができます。
二世帯住宅としてリノベーションすれば、プライバシーを保ちながらも距離の近い関係が築けます。
【メリット5】家族が集まりやすくなる

リノベーションによって家が新しく生まれ変わると、離れて暮らす家族や親族も自然と集まりやすくなります。帰省やお祝いごとなど、家族が顔を合わせる機会が増え、思い出の詰まった実家が家族がつながる場所として再び活躍します。
実家リノベーションのメリット
【デメリット1】構造上の制約がある場合がある

建物の構造によっては、間取りの自由度が制限される場合があります。たとえば、「広いリビングにしたい」「水まわりの配置を変更したい」といった希望があっても、実現できないケースも少なくありません。耐震補強や断熱工事を行う際も、構造に応じて細やかにやり方を調整して施工する必要があります。
【デメリット2】想定外の費用がかかる可能性がある

築年数が古い住宅は、解体してみないと分からない劣化やシロアリ被害が潜んでいることがあります。補修工事が追加されれば、当初の見積もりより費用が大きく膨らむ可能性があります。新築よりも予算計画が読みづらい点は注意が必要です。
【デメリット3】相続や家族間での調整が必要

実家をリノベーションする場合、名義・相続・費用負担といった問題が関わることが多く、家族間での話し合いが欠かせません。「誰が所有するのか」「将来どのように相続するのか」といった点を明確にしておかないと、後々のトラブルにつながる可能性もあります。
さらに、親世帯と子世帯でどう棲み分けるか、光熱費や税金などの支払いをどう分けるかといった生活面のルールも事前に決めておくと、将来の暮らしもスムーズです。
【デメリット4】プライバシーの確保が難しい場合がある

親世帯と子世帯が同じ家に暮らす場合、生活リズムや価値観の違いからお互いの距離感に悩むケースもあります。特に、キッチン・浴室・玄関などを共用にする間取りでは、音や生活音が気になることも。
プライバシーを保ちながら心地よく暮らせる工夫を考えておく必要があります。
実家リノベーションは、大切な思い出を残しながら現代的な快適さを手に入れられる点で大きな魅力があります。しかし同時に、構造や費用、相続といった懸念点も存在します。メリットとデメリットを理解したうえで、1つひとつ確認しながら計画を立てることが大切です。
ヤマサリノベは、実家リノベーションの実績も豊富です。リノベーションをご検討の方は、お気軽にご相談ください!