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過去に起きた台風災害から学ぶ

こんにちは!

長かった梅雨もようやく明け、本格的な夏がやってきましたね。

今年は記録的豪雨に見舞われ、県内でも河川の氾濫や土砂崩れにより家屋の倒壊などの被害が出ました。

8月~10月は台風の季節。特に鹿児島は台風の通り道でもあるので、十分に気をつけなければなりせん。

そこで、今回から4回に分けて“台風災害に強い住宅”に関する話題をご紹介いたします。

ヤマサリノベは、根幹にあるヤマサハウスの住まいづくりに対する考え方を大切にしながら、

お客様に住まいの提案を行っています。

当社は、鹿児島の気候風土に合わせた住まいづくりを行っておりますが、

なぜ「鹿児島の気候風土に合わせた住まいづくり」を大切にするようになったのか。

“過去に起きた台風災害から学ぶ”をテーマに当社の住まいづくりに対する考え方をお話します。

 

過去に起きた台風災害から学ぶ

鹿児島は高温多湿な気候による夏場の猛暑や台風、桜島など厳しい気候を持ち合せた地域。

当社は70年間、真摯に家づくりと向き合ってきた中で様々な教訓を得てきました。

その中で、住まいづくりの考え方を変えるきっかけとなったのが平成5年の台風13号でした。

 

平成最強勢力と言われた台風13号

台風13号は9月3日、薩摩半島に上陸。中心気圧が930hPaと1951年以降の統計においても3番目の低さであり、

平成で最強勢力と言われた台風でした。鹿児島県内だけで33人が亡くなり、全壊家屋が226棟、

半壊家屋は706棟と甚大な被害となり、当社のお客様のお住まいも3000件以上の被害がありました。

【参考:「平成を振り返る大きな被害をもたらした台風」.

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190316-00007895-weather-soci  (2019年8月4日アクセス)】

 

「鹿児島の気候風土にあった住まいの追究」のきっかけに

翌日から、受注を中止し全社員と協力業者さんと協力して被害現場の復旧作業に専念することに。

その甲斐もあり、半年間で3000件以上あった全物件の復旧作業を終えることが出来ました。

この台風災害を教訓に、瓦が飛ばないための瓦の全面ビス止めや防災フック、屋根の雨漏り防止、

バルコニーや窓まわりの防水施工を備える技術革新を行うなど、

「鹿児島の気候風土にあった住宅の追求」をより考えるきっかけとなりました。

 

 

今回は、“過去に起きた台風災害から学ぶ”をテーマに当社の住まいづくりの考え方をお話しました。

次回は過去の教訓からどのようなことを学び、

現在のヤマサリノベの住まいづくりに活かされているのかをご紹介します。

 

 

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