建替不可のポイント
下記のような土地などは建て替え(再建築)できない。または障壁があるケースがあります。
道に面していないような
特殊な土地に建っているケース
土地が道路に繋がっておらず、ほかの人の土地を通らせてもらって出入りしている家。一度更地にして建て替えることができません。
道路から奥まっていて、路地状の土地が道路に接している旗竿型の土地。道路に接していても路地状の部分の幅が2m未満の場合は、新たに建て替えることはできません。
敷地内に未申請で倉庫など
があるケース
敷地内に建物を追加で建築されている場合があります(特に農家に多い)。必要な申請を行っていれば良いのですが、未申請の場合は様々な障壁があり、注意が必要です。
建物を小さくする必要が
あるケース
昔の建築基準ではOKだった家でも、今の建築基準だと建蔽率、容積率の問題でサイズを小さくするようなケースがあります。当然、ヤマサリノベでは地域ごとの条件を確認し、最適な提案をします。
建替不可の建物の
リノベーションへの対応
隣接する建物の状況や足場設置の問題、工事車両の通行、納品の問題などすべてクリアした上でリノベーションが問題なくできるかどうか、リノベーションに向けて障壁はないか確認します。もちろん木造戸建住宅のリノベーション実績が豊富な会社に相談することが大切です。
ヤマサリノベでは建築法規、地域の条例など、様々な観点から、最適な判断をします。
建て替え(再建築)不可の建物はかなり老朽化しているケースが多いため、耐震性能の向上、断熱性能の向上もぜひセットでご検討いただくことをおすすめしています。
崖地(傾斜地)のポイント
鹿児島エリアでは地形上、平坦ではない崖地(傾斜地)に家が建っているケースが多く、当社にも問い合わせをいただくことがあります。
下記にメリットと注意点をまとめますので現在のお住まいが該当する場合や中古購入をご検討中の方は参考にしていただければと思います。
このような方はご検討下さい
□崖地(傾斜地)に建つ家のリノベーションを検討中の方
□崖地(傾斜地)の中古物件の購入をご検討中の方
□別途費用がかかるか不安を感じている方
□耐震性に不安を感じている方
崖地(傾斜地)のメリット
□眺望(見晴らし)が良く、開放的な空間
□隣地をあまり気にしなくて良いのでストレスがない
□土地が安く購入できる傾向がある
□河川の氾濫の影響がなく、安心して過ごせる
崖地(傾斜地)の注意点
□2002年9月で法律改正され、厳しくなっており、それ以前に建てられた建物のリノベーションは特に注意が必要です(法改正後の規定内容に合わせて別途工事が発生する場合がある)
□建築基準法とは別に、鹿児島県のがけ条例の対象になる場合も同様に注意が必要(土質や傾斜により、制限が発生したり、擁壁や基礎の補強、地盤改良が必要になるケースがあります)
□地盤や土圧など十分注意する必要があります
リノベーションのプロによる
アドバイス
崖地(傾斜地)の建物がリノベーションできないということはありませんので、上記の注意点をふまえて、適切な対処をすることで、快適で安全な眺望の良い日々の暮らしが実現します。多少お金はかかりますが、建築知識と実績豊富なリノベーション専門店が対策を行えば崖地(傾斜地)は人気条件にもなり得ます。また、別途工事費用がかかる分、元々、土地の価格も低く設定されていることが多いです。いわゆる豪邸と言われるような建物やセカンドハウスは、ほとんどが傾斜地、がけ地に家が建っているのも納得です。
気になる方はぜひヤマサリノベにお問い合わせ下さい。実績豊富で法令も熟知しているリノベーションのプロがアドバイスいたします。