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リノベ担当者が教えるおすすめの床材3選
こんにちは!
ヤマサリノベの広報担当です。
リノベーションの床材選びは、住まいの印象や快適性を左右する重要なポイントです。床材にはさまざまな種類がありますが、今回は特に人気のある床材を厳選してご紹介します。これからリノベーションをご検討の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①自然素材の温もりと質感が魅力「無垢フローリング」

無垢フローリングは、天然木をそのまま使用した床材です。木材本来の質感や香り、温もりが感じられます。使用する木材によって異なる色みや表情を楽しめるのも魅力。断面を見ると一枚の木であることが分かります。自然素材にこだわりたい方や、住まいに長く愛着を持ちたい方におすすめです。
【メリット】
・柔らかい踏み心地が特徴。小さなお子様や高齢者のいる家庭にも適している。
・自然素材ならではの風合いと経年変化を楽しめて、使い込むほどに深みが増す。
・冬でも裸足で歩きたくなるほど、手触り足触りが良い。
・無垢材には湿度を調節する効果があるため、快適な室内環境を保てる。

【デメリット】
・天然素材のためコストが高くなる傾向がある。
・傷やシミがつきやすいため定期的なメンテナンスが必要だが、削って修復させることが可能。
・柔らかい材質のため、重い家具の跡や引っかき傷が目立ちやすい。
・時間とともに色褪せや変色が起こりやすいため、メンテナンスが必要。
②自然素材の良さと機能性を両立「表面だけ無垢材の複合フローリング」

複合フローリングは、合板などの基材の表面に化粧材を貼り合わせたフローリング。断面を見ると層状になっています。この表面に無垢材を使った複合フローリングは表面の化粧材によって、天然木をのこぎりで2㎜程度の厚みに切り出した「挽き板フローリング」と、木材を0.3~1㎜程度の厚さにスライスした「突き板フローリング」、の2種類に分けられます。
挽き板フローリング・突き板フローリングは、厚みが薄いものの表面は無垢材のため、自然素材に囲まれた暮らしを求めつつも、機能性も重視したい方におすすめです。
【メリット】
・比較的安価で施工できるため、予算を抑えられる。
・無垢フローリングと比較して基材が硬いため、車いすや杖に対応しているものも多い。
・無垢フローリングと比べて形状変化が少なく、フローリング同士のすきが出にくい。

【デメリット】
・表面が薄いため、深い傷などは基材が見えてしまい、修復が難しい。(貼り替えになり費用と手間がかかる)
・無垢材フローリングと比べると硬いため、足ざわりがよくない(踏み心地が劣る)。長時間立って作業した際に足が疲れやすい。
③デザイン性とメンテナンス性を両立「プリントシートの複合フローリング」

複合フローリングのうち、合板などの基材の表面にオレフィンなどの樹脂や紙などに木目模様をプリントした「シートフローリング」。木目や石目などの柄もカラーバリエーションも豊富で、モダンからナチュラルまで、インテリアデザインに合わせた選択ができます。表面がシートなのでお手入れがしやすく、天然木に比べ安価なものが多いのが特徴です。シートフローリングは、メンテナンス性やコストを重視しながら、デザイン性も追求したい方におすすめです。
【メリット】
・比較的安価で施工できるため、予算を抑えられる。
・傷や汚れに強く、掃除やメンテナンスが簡単にできる。
・デザインが豊富なため、さまざまな色や柄から好みに合ったものを選べる。
・日焼けによる色の劣化が少ない。
・硬いので、車いすや杖を使用されている方に向いている。
【デメリット】
・無垢材や杉板に比べると、手触りや質感が人工的に感じる場合がある。
・経年変化による味わいや深みはない。
・表面が薄いため、深い傷などは基材が見えてしまい、修復が難しい。(貼り替えになり費用と手間がかかる)
床材は住まいの印象や住み心地を大きく左右します。
ライフスタイルやご予算、メンテナンスの手間などを考慮しながら、ご自身にとって最適な床材を選んでみてくださいね!