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ペットと暮らすリノベーションアイデア7選!
こんにちは!
ヤマサリノベの広報担当です。
大切な家族の一員であるペットにも人と同じように、快適で安全に暮らせる環境を整えてあげたいですよね。
そこで、今回はペットと快適に暮らすためのリノベーションアイデアを7つご紹介します。
①ペットの特性を把握する

まず、間取りなどを考える前に、ペットの特性や行動パターンを理解することが大切です。例えば、猫は高い場所を好み、縄張り意識が強く「自分の居場所」を大事にします。一方、犬は人と一緒に過ごすことを好みますが、足腰に負担がかかる床材は苦手です。
また、ペットの特性は犬種・猫種によって大きく異なることが多いため、書籍などに掲載されている理想の間取りをそのまま採用しても暮らしやすい住まいになるとは限りません。
ペットの特性や性格、行動パターンなどを細かく把握することで、よりストレスが少なく、お互いが暮らしやすい間取りを考えることができます。
②ペット用スペースを確保する

ペットのための専用スペースを設けることで、お互いのストレスを軽減できます。猫用にはキャットウォークや隠れ家スペースを、犬用には寝るためのスペースを。ペットにとって「自分の場所」があると、安心して過ごせるだけでなく、ストレス軽減にもなります。飼い主の目が届く範囲にいながら、ペットが自分の時間を過ごせる「ちょうどいい距離感」が生まれます。
③ペットも快適な動線設計

人にとっての家事動線や生活動線はもちろん大切ですが、ペットにとっても自然な動きができる“ペット動線”を意識することで、お互いのストレスが軽減でき、トラブルも予防できます。
例えば、犬には散歩から帰った後にスムーズに足を洗える動線、猫には人の動線とぶつからない専用ルートやキャットウォークを設けることでストレスを軽減できます。また、ペットのトイレや食事場所は、静かでアクセスしやすい場所に配置するのが理想です。ペットの行動パターンをよく観察し、それに合った動線設計を取り入れることで、ペットも人も快適な暮らしができます。
④ペットにやさしい床材を選ぶ

フローリングの場合、見た目は良いものの、滑りやすく、関節に負担がかかるため、特に犬にとってはケガの原因になりやすい素材です。滑りにくく、クッション性のあるコルク材やクッションフロア、柔らかい樹種の無垢材フローリングやペット対応フローリングなどに変更することで、足腰の負担軽減だけでなく、足音や衝撃音の軽減にもつながります。
⑤消臭対策と掃除のしやすさを考慮する

ペットのいる場所はどうしても汚れや臭いが付きやすくなります。消臭効果や防汚機能のあるクロスや床材を使ったり、換気などの工夫で対策すると、快適に過ごしやすくなります。
また、お掃除のしやすさも重要なポイントです。毛が抜けやすい犬猫との暮らしでは、掃除のしやすい素材選びや間取りが求められます。壁は拭き取りやすい素材に、壁と床との境目部分はお手入れしやすい形状にすることで、毎日の掃除がラクになります。
⑥ペット用の収納を設ける

収納の工夫も重要です。エサやおもちゃ、トイレ用品などをどこにどう収納するかが日々の快適さを左右します。こうしたアイテムを1箇所にまとめられるように、ペット専用の収納棚を取り入れると、見た目もすっきりして管理がラクになります。

玄関近くにリードやお散歩グッズを収納するスペースをつくれば、お出かけがスムーズになります。キッチンや洗面所にペット用収納棚を組み込むことで、使い勝手が大きく向上します。
⑦ペットの安全性を確保する

家の中にはペットにとって危険な場所や物がたくさんあります。誤飲や溺れる危険のあるトイレや浴槽、火によるやけどの恐れがあるキッチン、飛び出しの可能性がある玄関、ケガをする恐れのある階段や大きな段差などです。
このような場所は、ペットの行動範囲から切り離したり、柵やネットを設置して、簡単に立ち入ることができないように工夫をしましょう。
ペットの習性や動線、人との関わり方を考慮した住まいにすることで、日々の暮らしがぐんと快適になります。参考にしてみてくださいね!