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暮らしを彩る人気の壁材4選

こんにちは!
ヤマサリノベの広報担当です。

壁材は空間の印象を大きく左右する重要な要素です。近年はデザイン性だけでなく、メンテナンス性や機能性を兼ね備えた壁材も多く、壁材にもこだわることで、住まいの印象や快適性が格段に上がります。
今回は、ヤマサリノベで人気の高い4つの壁材についてご紹介します。

既存のコンクリート打ち放し

既存のコンクリートをそのまま活かした壁材は、高い意匠性と無機質で洗練された雰囲気が魅力です。ラフな質感は近年人気のインダストリアルテイストとも相性が良く、ヴィンテージ感と都会的な印象を両立できます。

また、クロスを貼るための壁裏空間が不要となるため、天井が高くなったり、部屋が広く見えたりする効果もあります。マンションの構造や間取りによっては、開放感のある空間に仕上げることができます。さらに、壁紙の張り替えが不要で、メンテナンスの手間や費用が抑えられる点もメリットです。

一方で注意したいのは、打ち放しにできる壁は元から断熱材が入っていない部分のみという点です。外気と接する壁は断熱材が入っていることが多いため、基本的に外気に接しない壁や天井のみ打ち放しにします。

タイル

タイルの魅力は、なんといってもその豊富なデザインバリエーション。光沢のある釉薬タイル、大判のセラミックタイル、クラシックなモザイクや温かみのある素焼きタイルなど、空間のテイストに合わせて自由に選べて、空間にアクセントや質感を加えることができます。

防水性や耐久性にも優れているため、キッチンや洗面、浴室などの水まわりにはもちろん、最近ではリビングや玄関のアクセントウォールとしても人気が高まっています。

また、汚れに強く掃除がしやすいことから、見た目の美しさと使いやすさを両立した壁材として、忙しい子育て世帯や共働き世帯にも選ばれています。部分的に取り入れるだけでも、空間全体の印象を大きく変えられるのがタイルの強みです。

一方で、壁紙と比べて材料費が高く、壁面に貼り付ける施工手順も複雑なため、リノベーション時のコストは高くなります。ただし、壁紙より強く長持ちし、メンテナンス性も良いので、長い目で見れば壁紙よりリーズナブルといえます。

有孔ボード

有孔ボードは、「見せる収納」として人気の壁材です。フックや棚を自由に取り付けられ、キッチンやワークスペース、玄関など、壁面を有効活用できます。例えば、キッチンの背面に設置して調理道具を掛けたり、ワークスペースで文具を整理したりと、生活動線に合わせた使い方が可能です。使いながらカスタマイズできる点も魅力で、ライフスタイルの変化にも対応しやすいのが特徴です。

素材や色を選べば、ナチュラルからインダストリアルまで、幅広いテイストにマッチします。DIYでも導入しやすく、コストを抑えながら空間に個性を加えられる点も大きなメリットです。
一方で、重い物を掛けるには補強が必要で、ホコリがたまりやすいため、こまめに掃除が必要です。

ホーローパネル

ホーローパネルは、機能性を求める方に人気の壁材です。耐久性・耐水性に優れ、掃除もしやすいため、キッチンや洗面、浴室などの水まわりに最適です。濡れた布でサッと拭くだけで汚れが落ちる手軽さも魅力です。

近年では、マグネットが使える壁材としても注目されており、フックや収納パーツを自由に配置できます。キッチンではメモを貼ったりキッチンツールを吊るす収納として、浴室ではボディーソープや洗面器などのバスアイテムの収納を設置する場所として使うなど、アイデア次第で多彩な使い方ができます。家事の効率化や子育て世代の使いやすさを重視したリノベーションにぴったりの壁材です。

一方で、インテリアによってはやや無機質な印象を与えることもあります。また、他の壁材と比べるとコストが高めな点には注意が必要です。

壁材は、空間の印象を大きく左右します。それぞれの特徴をしっかり理解して、自分たちらしい空間をつくり上げてくださいね。


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